フェレットについて

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専門家ではないので、参考程度にして下さい。あくまでも我が家流です。
ここに書いてあることを実践したことによるトラブルの責任は一切負えません。
私の思い込みによる間違い等がございましたら、メールにてお知らせください。
速やかに対処するつもりでおります。よろしくお願いいたします。

毛色&ファーム 病気&予防
おうち トイレ&しつけ
環境 バトル
ごはん お世話

   毛色&ファーム 私が見聞きしたことのある物だけです。

ファーム 性格
マーシャル
(アメリカ)
他のファームと比べお母さんと一緒に過ごす期間が長いため、
比較的穏やかで、おとなしいタイプが多いと言われているらしい。
全体的には少し小さめな子が多いようです。

もっとも有名で老舗!きちんと正規輸入店から購入すると
証明書があり登録する事で、万が一手術失敗個体であっても、
再手術無料でしてくれるようです。
パスバレー
(アメリカ)
カラーバリエーションがとても豊富で、
元気で人なつっこい子が多いようです。
体格、大きさは並で毛質のいい子が多いとの事。
今は一番お店に多い気がします。

ェレット型の仮証明書があり、本国にハガキを送って
登録すると本物の証明書が送られてくるそうです。
マウンテンビュー
(アメリカ)
最近見かけるようになったのですが、
マーシャルに近い印象を受けています。
ルビーファー
(アメリカ)
他のファーム(忘れた)から枝分かれ独立。
マウンテンビューの前に見かけたのですが、今は見ませんねぇ。
カナディアン 噛み癖はあるタイプが多いようです。
大きくなるタイプが多いらしいです。
ドイツ それなりに噛み癖。(狩猟用が多い)
ニュージー 小さい頃は噛み癖あります。かなり痛いです。
お店で3番目にお目にかかる確率高いかと思います。
肛門線除去の失敗個体が多いらしいので、注意が必要です。
ミスティック ニュージーランド産。体格は大きめでガッチリしている。
噛み癖のない子が多いらしい。上のニュージーとは違うのか?
私はお目にかかったことがありません。
以前のような手術ミスがなくなったと言われていますが。
ファーファーム
アンゴラ
デンマーク産。カラーバリエーションが豊富。
体格は並。毛の長さや毛質にはバラつきがあるそうです。
私はお目にかかったことありません。
ネザーランド
アンゴラ
オランダ産。毛が長く毛質の良い子が多い。体格は少し大きめ。
ほとんどがパステル、ブラックセルフ系とのこと。

私には上と区別がつきませんけれど。
ニューワールド アメリカ産。マーシャルファームと性格などよく似ている。
おとなしい性格の子が多く、気品のある顔立ちで美人系。
大きさはやや小さめ。
今回、ネットで初めて知りました。
エルフィン 丸顔、丸い身体がすごく可愛いです。
比較的大きくなるタイプが多く骨格もガッチリとしている。
とにかく元気で電池切れが遅い。
上記に同じくネットで初めて知りました。

インターフェレット
ショーブリード

上記と同じくネットで初めて知りました。
日本産で、両親が分かります。少し大きくなってから、
手術をすること等条件があるようです。


基本色
特徴 カラー仲間
(少しだけ紹介)
セーブル 最もフェレットらしい、艶やかな暗い茶色の毛色で、
顔に隈取があるのが特徴。
ブラックセーブル
ライトセーブル
バタースコッチ 柔らかい薄茶色の毛色が特徴。
セーブルよりも隈取が薄め。
シナモン(シャンパン)
チョコレート
シルバーミット 手足の先が白く、手袋してるみたい。全身がグレーで、
胸元の毛が白いのが特徴。
パンダミット
スターリングシルバー
ライトシルバー
ブレイズ
アルビノ(アルバイノ) 全身が白く、目が赤いのが特徴。
ホワイトファーブラックアイ 全身が白く、目が黒いのが特徴。貴重な種類。 マークドホワイト
プラチナ 全身が白、又は薄いシルバーで、背中からしっぽに
かけてグレーのラインが入った感じ。
目は黒or赤黒いのが特徴。貴重な種類。

   おうち

フェレット専用がいい。ウサギ用は怪我の元なので、やめた方がいいらしい。
底の金網ははずした方が無難です。個人的にはケージに登るので、
縦のみの網がいいなぁと思っています。
広いに越した事はないが、高さよりは
底面積が優先と言われています。
以前の我が家はかなり狭かった。が、重なり合って寝るので、寝ている分には、
問題はなかった。充分(1日2〜3時間以上)ケージ外で遊ばせることは必要だと
思う。

   環境

寒さには割りと強く、暑さにはメチャクチャ弱い。春先の陽気がちょうどいいらしい。
我が家では冬にはペット用ヒーター&トレーナーを、夏には
エアコン&冷凍剤(or水を凍らせた
ペットボトル)&クールキープマットを入れている。
直射日光の下では30度を越すと5分以内で命はないと言われる。
汗線がない為、風を涼しいと感じることは出来ないらしい。
扇風機は無意味だとか。
ちなみに我が家の子達は室内で30度位だとダラーンとしている。(人間も暑い)
27度位では活発でした。

   ごはん

フェレットフードが望ましい。キャットフードは代用できるが、ドックフードはダメ
タンパク質と脂肪の含有量が多く、繊維質が少ない物を選ぶこと。
肉食動物なので、繊維は消化出来ないとのこと。
また、餌のメーカーを変えるのは難しいらしい。
我が家では食べていたフードの匂いが変わったら、全く食べなくなった・・・子もいる。
全然何でも食べる子もいる。個体差がある。また月齢と共に変わった子もいる。

   病気&予防

ジステンバーやフィラリアは命取りになる。が、予防接種・予防薬があります。
必ず受けましょう

詳しくは
信頼のおける獣医さんに相談しましょう。(我が家は中野区の有名は獣医さんです。)
その他、非常に腫瘍が出来やすい・
誤食による腸閉塞になりやすいので注意!!
人間の風邪やインフルエンザもうつってしまいます。
我が家ではすばるが、3歳で肝疾患になりました。
また触診では分からない小さな腫瘍がいくつも胃に出来たことにより(獣医さんの予測)、亡くなりました。
3歳3ヶ月という、寿命半分も満たない短い人生でした。肝疾患の患者さんも多いようです。

   トイレ&しつけ

放棄しなければ、トイレのしつけは出来ると思う。
トイレは
角にする習性を利用するしかないみたいだけど、それって実は便利。
我が家はトイレさえ、こんもり一杯でなければ、ほぼトイレでする。
ケージ外に出している時は、ちょっと難しい。我が家ではケージに帰ってしていたのだけれど、
1匹が粗相すると・・・匂いにつられるのか?即拭いて匂い消しをしているけれど、なかなか。
でも我が家では基本的に帰るので、ケージ外にトイレを設置していない。(2004年1月)
ちなみに
招呼(呼べば来る)は餌で釣ることで出来る
ただ、我が家では誰か呼ばれたら、美味しい!と覚えたらしく、誰を呼んでもみんな来てました。
今は、自分の名前はきちんと把握しているようです。

   バトル

かなりすごい。初めて見た時は、怖かった!!
多頭飼いの醍醐味??威嚇!鳴き!やって、やられて・・・・。
噛み付いたまま引きずる程になったらブレイク!!でもバトル中は下手に手を出すと、
人間まで攻撃してきます!甘がみではないので、噛まれると流血するかもしれません。
でもバトル終了後は、舐め合ったりもするし、一緒に眠る。。。。。。

   お世話 

散 歩・・・必要ない。でも出掛けたいよね。リードとハーネスはフェレット用の物で連れて行く。
       
予防接種は必ずしておくこと。犬の病気をもらいやすい
       連れて行くと大抵人が寄って来る・・・。ちょっと面倒かもしれない。
       でもそれが嬉しかったりもしますか?
お風呂・・・
入れすぎると体臭が逆に強くなるらしい。
       我が家では月1回の散歩の日に入れるのが日常。
       脱糞される事が多い。。。。
       入浴後は狂ったように、お尻振り振り擦り付けながら、走り回る。。
       笑える。。。
肩乗り・・・ なかなか難しい。リードを付けて。
高さに対する概念がないらしい。
       どこでも登りたがるが、落っこちる。腰を痛めるので気をつけましょう。(ヘルニアになる)
       肩の大人しく乗らせるには根気が必要。女の子の方が覚えやすいとか?
コミュニケーション・・・ 多頭飼いにしてから、人間と遊んでくれない。でもじゃれついては来る。
       抱っこって言って?すぐ降ろせと暴れる。
       でも暴れたからと言って降ろすと「暴れたら離してくれる」と覚えてしまい、
       暴れるフェレットになると言われている。
一緒に寝る・・・ これはかなり難しい。
       警戒心が強く、大人しく抱かれていて、うとうとしてるなと思っても、
       ちょっと動くとすぐ起きる。赤ちゃんの時は割と腕の中で寝るかもしれませんが。
       我が家では、(故)すばるが布団でも一緒に寝てくれました。


購入する前に・・・・    

フェレットは大きくなれば殆ど鳴きません。うちのように団地でも確かに飼えます。
避妊・去勢されているのが通常ですから、増えて困るということもありません。
お店で見れば、血統書付の犬や猫よりも、お求め安い価格かもしれません!
でも考えて下さいね。肛門線除去されているからと言って、全く臭いがない!ということではありません。
人間にも犬や猫にも臭いがあるように、
フェレットにはフェレットの独特とも言える獣臭があります。
ハンモックをこまめに変え、トイレの始末をきちっとすれば、
そんなに気にならないと私は思いますが、人それぞれです。
お店では感じなくても、家は閉ざされた空間です。臭いがこもる事も考えてください。
フェレットは肉食ですので、するどい牙を持っています。
本気で噛まれると流血するということも覚悟しておいて下さい。

それから里親・里子について

前まではよく、里親募集・里子募集で「お金がないので、譲って下さい」というのを見ました。
(さすがに最近は少ないですが)
自分が安易に買って手に負えないからと手放す方はどうか分かりませんが、
(捨てるという行為に出る人よりも全然評価出来ますが)
可愛がっていた方が事情により、手放す事が最善だと判断した場合の里親募集では、
里親に現在飼っている方若しくは飼育経験がある方を希望します。
安易に掲示板で譲って下さいと言うと、嫌われますし、攻撃されます!
フェレットは犬や猫より、たぶんお金がかかります
最近は増えたとはいえ、診てくれる
病院は限られていますし、
フードも扱いが多いとは言えませんし、高価だと思います。
当たり前の事ですが、
フェレットは生きています
飼い続けていくだけの生活水準にありますか?
フェレットに対する知識はありますか?
里親に立候補しても、選んでもらえる条件はあると思いますか?

私の主張は、「
最初に迎える子だけは、きちんと自分で購入しよう」です。
カラーバリエーションを楽しみたい等、色々欲も出てくるでしょう。
でも四季を経験してから、里親には立候補して欲しいです。

えらそうに言いましたが、我が家はいつのまにか、里子ばかりです。
カラーを楽しみたいので、立候補する時、カラー選んでしまいます。
我が家の場合、実家の干渉がうるさいので、「買った」だと文句ばかりなので、
「もらった」が実はベストだったりするんですね。
当然、買うにしろ、もらうにしろ、後の費用の方が膨大なのですけれどね。

最後に・・・

今、フェレットは少しお求め安い価格になっているような気がします。
でも、ジステンパー1回約1万円。最初の年2回その後1年に1回。
フィラリア(うちの場合)1年のうち7ヶ月間。1ヶ月分1000円。
これは最低病気無しでも毎年かかります。
その他、血液検査や耳ダニなども考えられますね。
当然、毎日食べる餌代は別にかかりますね。
病気の場合、入院に1日6000円かかりました。(朝夕2回の注射代込み。餌代別。)
通っている間、注射は1回5000円でした。薬代もその1週間分でその位。
我が家のスピカの肛門線除去失敗の再手術には、約7万円かかっています。
腫瘍が出来やすい動物です。手術代もかかるかもしれません。
将来、飼えなくなる事情が起きないとも限りませんが、
一生可愛がってあげて下さいね。

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